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「人生は何歳からでもスタートできる」

先日、2本目に観た映画ですが、

日曜日の18:40からの上映ということで、

何と!!!!  観客は私一人!!!((+_+))

長年映画を観てきましたが、一人というのは私も初めてです。

おかげで、脚を伸ばしたり膝を曲げてみたり、

ゆったりのびのびと観ることができました(^^♪

 

で、この映画。

『イーディ、83歳 はじめての山登り』

実はこっちの方がダントツに感動しました。

 

やっぱり映画やドラマや本の選び方とか嗜好って

その時その時の立場とか環境とか人間関係とかで変わってきますよね。

だから、人種差別で苦しんでいる人や怒りに満ちている人は

『ハリエット』の方が感動するだろうと思います。

もちろん、今度の事件の原因になった警察官によって

黒人の男性が死亡したこととか

過去にもあったいわれのない差別による事件には胸が痛むし

許してはいけないことだとは思います。

 

でも、私には人種差別といってもピンとこないし、

日常生活にはかけ離れている遠い世界の出来事。

 

でも、この 『イーディ、83歳 はじめての山登り』 は自分ごととして観られました。

とても心に沁みました。

力強い手が背中を押してくれたような

そして、

暖か~い柔らか~い綿のようなものが優しく心を包んでくれるような、

そんな映画。

ストーリーは


主婦として家事と子育てをこなし、

30年という長い月日を夫の介護に費やしてきた83歳の一人の女性が、

夫を亡くした後、娘から施設に入るように勧められるも納得できず、

ましてや娘には長年の苦労も本当の自分も理解してもらえない。

そんな中、ある日突然山に登る決意をする。

それは行きつけのカフェの店主が言った何気ない一言だった。

そして、その山はかつて愛する父が一緒に登ろうと言っていたスコットランドの山だった。

それまで介護の生活しかしてこなかったイーディーにとって

目的の山に向かう時の夜行列車や、駅やバスの乗り継ぎも不慣れな中で

様々なトラブルに遭いながらも、なんとかスコットランドにたどり着く。

途中偶然知り合ったガイドの青年との交流を描きながら、

誇り高く頑固なイーディーは

戸惑いながらも山に登る訓練を得て、いざ山に登ろうとする。。。。


という内容。

 

 

娘が、母は施設に行くべきだ、と勝手に判断して

見学のために連れて行った時

イーディーの表情を見て、反省したことがありました。

 

83歳という年齢だけで、老人だからもう何もできないとか

余生を過ごすだけの人生とか、そんな風に

私だげではなく世の中が頭から決めつけてしまっているんだなと。

いくら歳をとっていても、

まだやれることはあるんじゃないか、

まだやり残したことがあるんじゃないか、

夢があるんじゃないか、

そんな希望を持ってあげるべきだと。

 

どんな人にもその人が歩んできた人生があって、

誰一人同じ人生を歩んではいないのだから、

その人生を尊重して思いやりを持つべきだと。

 

イーディーは、その夢を持っていました。

やり残したことがありました。

 

 

 

“人間何かを始めるのに遅すぎることはない” ということ。

この映画を観て、勇気と希望をもらいました。

まだ私にも出来る事は沢山ある!!

諦めちゃいけない!!

って思えます。

 

イーディーが言った忘れられないセリフ。

「人生の大半をやり直したいと思って生きてきたの。 後悔しかない。

だから(山登りは)諦めたくないの。」

 

ストーリーも良いけど、雄大な大自然の映像がとても美しく圧倒されます。

最後に山に登った時のシーンが今でも目に焼き付いています。

上映されている映画館は少なくて、地味な映画ですが、

もし観る機会があるなら是非お勧めします。

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