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「残された者~北の極致」」を観ました。久々の更新です。

20日ぶりの更新です。

平日は本業の仕事が忙しく、土日も何だかんだと用事を

済ませていると時間が無くなって

ついついブログを書くのが後回しになってしまいました。

でもそう言いながら、映画を観る時間は何とか確保するヤツでして(≧▽≦)

前回観た「閉鎖病棟」の後は

「残された者~北の極地」を観ました。

本当は、大々的に宣伝もされてないし地味な映画なので

上映館や上映時間も多くないから、

観られるかどうかわからないから半ば諦めていたのだけど

ひそかに期待していた映画なので、

“何とか観られないかなぁ~”と思っていたのです。

そしたら、丁度先週の18日に会社の健康診断を受けることになってて、

私が勤める会社の健康診断は、各自自由に日時と受診する所を決められるし、

その日は特別休暇になるから、

“ヨシっ!! この日に観るしかない!!” ということで

めでたく観られました。(^_-)-☆

 

いや~、良かった!!

ほっんとに観て良かった!!!

今年観た映画のBEST3に入る映画。

2、3分遅れて入場したから一番最初の方は観てないけど

のっけから、北極で主人公が一人でサバイバルしている場面。

わずかな食糧の魚を生で少しずつ食べて、

極寒の中で不時着した飛行機をシェルターにして

寝袋にくるまって寝るシーンから始まり、

その後は、ただただ黙々と主人公がるためのルーティンをこなすシーンが

続きます。

魚を仕掛ける罠を確認したり、救難信号を出したり、

一面の雪原を歩き回ったり。

しかし、ある時一機のヘリコプターが目の前で墜落し、

一人の女性パイロットだけが助かります。

彼女を介抱しながらも、このままでは命の危険があると判断した主人公は

彼女を助けるためにも自分の為にも

今まで躊躇していた遠くの基地まで助けを求めるために

シェルターを離れる決意をします。

必要最低限の荷物をソリに乗せ、女性パイロットをそのソリに寝かせ、

重いソリを引っ張って雪の大地の中、

気の遠くなるような距離を歩き始めます。

それは生死を分ける危険な賭けでもあるのです。

事実、途中吹雪で雪に埋もれてしまいそうになったり

熊に襲われたり、穴に落ちて歩くのも困難なほどのケガをしたり、

それでも、生きるために、女性を助けるために

彼は歩き続けるんです。

この映画は、登場人物はわずか数人です。

しかも、主人公の他には顔が映るのは助かった女性パイロットだけ。

そして、最初から最後まで殆んどセリフらしいセリフがありません。

助かった女性パイロットも、セリフといえば

「う~~~、、」「あ~~~」といううめき声ばかりです。

だって瀕死の状態なので。

説明的なセリフや情景の表現も一切無くて、

自然の偉大さ恐ろしさ、命とは何か、

やはり人は人によって生かされる、という

ものすごくリアルで切実で大事なことを

主人公の行動と表情だけで観る者に伝わる映画。

見事!! というより他ありません。

素晴らしい映画でした。

 

ロケも実際に北極の-30度という中で行われたらしく、

そのリアルな情景と演技には説得力があります。

主人公を演じたマッツ・ミケルセンという俳優も

「これまで演じた中で一番過酷だった」というほどです。

 

私が一番感じたのは、「閉鎖病棟」でも感じたことですが、

やはり”人は人によって生かされる”ということ。

 

北極というすさまじい環境の中で一人で生き延びていた主人公が

会話は出来なくても、意思が通じなくても

女性パイロットが生きてそこにいるというだけでいいという

安心感と温もりを、いかに欲していたかということ。

それが、画面から伝わってきて何とも言えない切ない気持ちになりました。

人は一人では生きていけない。そう改めて感じました。

そして、何があっても諦めてはいけないということ。

生きるためには、どんなに苦しいことがあっても辛いことがあっても

諦めちゃいけないということです。

それをこの映画で教わりました。

多くの人に観て欲しいと思う映画です。

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