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すべては想像力の欠如。

今、社会問題となっているバイトテロ「バカッター」。

ホントにバカとしか言いようがないのですが、

マスコミでも色々と取り沙汰されていて

タレントや評論家や芸能人やら自分の考えを述べていますね。

その中には納得のいく説もいくつかあって、

例えば「承認欲求」が人間には根本的にあるんだとか、

そもそも昔からこういうのはあって今に始まったことではなく、

SNSがあるから表面化しているだけだとか、

そういう話は納得もできます。

しかし、バイトの賃金が安いからとか待遇だとか

そういう問題は論外だと思うんです。

だって、そんなの納得した上でバイトを始めたわけですよね。

今更そんなこと言うなら辞めればいいでしょ、って話ですよね。

“くびかくご”って言いながら投稿してるバカもいたけど、

くびになるのは勝手だけど人に迷惑かけるのは話が違う。

 

私はいつもこんな問題が起きた時に思うんです。

すべて想像力が欠如しているんだと。

今回のことにしてもそうだし、いじめもそうだし、あおり運転もそうです。

どんなことも相手の立場に立って考えてみればわかるはず。

バイトテロに関しては、

“もし、自分が逆の立場で、赤の他人が口にしたものやごみ箱に入った食材を

食べさせられたらどう思うか。”と思えるかどうか。

いじめやあおり運転に関しても、

“自分がこんな目にあったらどうだろう?” と思ってみること。

そんな風に思える余裕が今の現代人には無いのだと思います。

想像してみるということをしない。

自己中の人間ばかりだからこうなるのでしょう。

 

バイトテロの被害に遭ったある蕎麦屋の店主のコメントが紹介されていました。

今、マスコミで話題になっているのはコンビニやチェーン店など

大きな店ばかりですが、

この蕎麦屋さんは個人経営で、バイトテロの被害に遭って訴訟をおこし

数千万円の請求をしたものの、裁判費用がかさんで和解に応じ、

結局200万円しかもらえなかったそうです。

店はつぶれた上に、裁判という精神的にも経済的にも大変な負担を強いられ、

挙句はたった200万円しかもらえないという理不尽さ。

この店主は会社員を退職した後、蕎麦屋を開店し

そばを打つことが唯一の楽しみだったとか。

そんな楽しみも奪われて、今は老人ホームに入っているそうです。

問題を起こしたバイトの学生は一度も謝罪にも来なかったし、

顔を合わせることもなかったそうです。

 

なんだか、胸の中を隙間風が吹くような寒々しい世の中の一面を見たようで、

いたたまれない気持ちになりました。

 

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