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アカデミー賞授賞式を観て。

昨日、帰宅後にアカデミー賞授賞式のダイジェスト版の番組を一部だけ観ました。

録画していたけれど、我慢できなくて少しだけ。

1年に1度の映画の祭典で、いつも楽しみにしています。

日本でも英国でもアカデミー賞授賞式はあるけど、

やっぱりアメリカは注目度が違うんです。

スゴイなぁ~、日本人とは違うなぁ~と思うのは、

スピーチする人達が自分の考えをはっきり言うこと。

政治に関することや、世の中の風潮に関すること、他の俳優が犯した犯罪のことなどを

皮肉ったり、反論したり、ユーモアを交えて語ったり。

日本のアカデミー賞と違って、”忖度”や”建て前”というものが一切ない。

同調できない意見でも、観ていて気持ちいいし、面白い。

 

でも、過去にも何度か論争がおきたことがあるように、

今年もやはり批判する人がいて色んな所で論争が起きてるみたいです。

2016年には演技部門にノミネートされた20人すべてが白人だったことから

白人至上主義という批判が殺到し、

2017年はトランプ大統領を痛烈に批判する俳優が続出し、

2018年にはセクハラ問題が浮上した「Me Too」ムーブメントが盛り上がり、

何かと話題が尽きない。

その中でもやはり人種差別問題、宗教問題の根が深いように思います。

 

今年の作品賞に輝いた「グリーンブック」も黒人差別をテーマにした映画。

私は去年からこの映画を絶対に観ようと思って、すでにムビチケでチケットを購入済です。

「グリーンブック」というのは昔実際にアメリカにあった黒人のための「ガイドブック」です。

1936年から1966年にかけてVictor Hugo Greenという黒人の郵便局員が出版した本です。

ご存じのとおり、この時代は公然と人種差別が行われており、

飲食店やガソリンスタンド、ホテル、公共のトイレなどあらゆるところで黒人の立ち入りが禁止されていました。

その為、黒人が旅行する際には、そのような施設を黒人が利用できる名称と住所が書かれているこのガイドブックが必要だったのです。

この映画「グリーンブック」は、この時代に実在した黒人ジャズピアニストをモデルに、
用心棒として雇ったイタリア系白人との友情が描かれています。

 

他に人種問題をテーマにした映画「ブラック・クランズマン」も、

あの有名なKKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査した刑事の実話。

監督のスパイク・リーは監督賞や作品賞を取れなくて、文句を言ってたみたいだけど。(^_^;)

 

痛快だったのは監督賞他2部門を受賞した「ROMA/ローマ」。

メキシコ人の監督でメキシコが舞台の映画で、

昨年に続いてまたもメキシコ人監督の受賞。

なぜ痛快と思ったかというと、トランプ大統領がメキシコとの国境に壁を建設すると公言しているから。

アカデミー賞で賞を取るなんて、皮肉と捉えるのは私だけではないはず。

ある有名な俳優も、国境や壁について穏やかではあるけれどもトランプ大統領に対して反対の意見を述べています。

 

メキシコと言えば、今回ノミネートはされませんでしたが私が絶対観ようと思っている

「運び屋」という映画。

クリント・イーストウッド監督・主演です。

メキシコからアメリカのデトロイトまで麻薬を運ぶ「運び屋」と言われる人物の実話。

私はクリント・イーストウッド監督作品は全て観ているので、これも絶対に観るつもりです!!

 

そして、言わずと知れた空前の大ヒットとなった「ボヘミアン・ラプソディ」

下馬評通り、ラミ・マレックが主演男優賞を獲得。人々の心に残るスピーチをしました。

 

レディ・ガガは歌曲賞を受賞しました。

共演のブラッドリー・クーパーとのデュエットは、それはそれはステキで

うっとりしました。思わず聞き惚れて見入ってしまいました。

あの歌やっぱりいいです。CD買おう!(^^)v

 

アカデミー賞授賞式は、今世界でどんな映画が撮られているのか、

どんな映画が観られるのかがわかります。

映画は”今”を象徴するものです。

単なる娯楽という範疇にはおさまりません。

製作者が何を訴えたいのか、

観客に何を受け止めて欲しいのか、

今、世界で何が問題になっているのか、

何が起きているのか、

世界が今どこに向かっているのかを

知ることができます。

 

。。。と、、映画の話になるとついつい熱くなって長くなっちゃいます。(//∇//)

近いうちに、録画したアカデミー賞授賞式を初めからじっくりと観るのが楽しみです(*^_^*)

それにしても、観たい映画が沢山ありすぎて困ってしまう!!

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