ブログ

家族葬と直葬①

先日の続きで孤独死について書くつもりでしたが、急遽予定変更。

実はつい3日ほど前に、勤務先の関係者のお母様が亡くなった為

社長の代理で葬儀に行ってきました。

私が勤めている会社は本社が東京にあるので、

福岡で会社関係の葬儀がある時は殆ど私が代理で行ってます。

でも、そんな時いつも妙な感覚になるんですよね。

だって、顔も名前も知らない、縁もゆかりも無い人の葬儀に
突然行くわけで、

亡くなった人が、あの世で

「あんた誰やねん?」 (←なんで関西弁? ≧∇≦) とか

「まぁ~!! 見ず知らずの人がわざわざすみませんね~」

とか言ってるような気がして(^_^;)

それでも、いつもの如く

葬儀に参列するべく福岡のとある葬儀場に赴いたのだけど、

完璧な家族葬で。正直驚きました。

家族葬というのは聞いていたけど、

私の今までの経験上、家族葬と言っても名前だけで、

やっぱり普通のお葬式という形になっていた所が殆どだったから、

ある程度の参列者がいるものとばかり思っていました。

でも、本当に家族と親族だけ。10人も居ないくらい。

来客は私一人_。

なんだか居心地が悪くて場違いな感じで、いたたまれなくて、

“もう失礼しようかなぁ~、 でも気を悪くされるかなぁ~、
いや、でも、向こうも気まずそうだしな~”

とか頭の中でぐるぐる考えを巡らせて、

結局、葬儀の前にお焼香させて貰って、
喪主の人に丁重に挨拶して辞してきました。

家族葬は1990年代に登場した新しい葬儀の形ですが、

通常の葬儀より費用が安く簡単に済むからという理由で選ぶ人が
一気に増えました。

しかし、本当の意味での家族葬を行った、
というのをあまり耳にしません。

何故かというと、最初は家族と近親者のみで行うつもりだったのに、

結局は普通の葬儀と変わらない規模になってしまった、
という話をよく耳にするから。

その理由は、亡くなったことを誰に知らせるかという、
参列してもらう人の線引きが難しいということと、

また逆に、家族葬と知っていても知らなくても、

“逝去の報を耳にしてしまった以上は弔問に駆けつける”

という人が沢山いるのも事実で、

結局人数が膨れ上がってしまった、ということになるからです。

まぁ、良くも悪くも、日本人の義理固さというか

世間体を気にする性質のせいでしょうかね。

 

それに、葬儀社との打合せで普通の葬儀と変わらない祭壇や供花などを頼んでしまって、

費用が普通の葬儀とあまり変わらず100万以上かかってしまった、

などという話はざらにあります。

何を隠そう、私の父の葬儀の時もそうでした。

実体験に基づいていますのでね、よくわかるんです。

おまけに、葬儀に呼ばなかった親戚から

葬儀が終わった後で「なんで呼んでくれなかったのか!!」
と怒られる始末で。

そういう判断が難しい部分も多々あるわけです。

ですので、今回のように本当の意味での家族葬に遭遇したのは

私も初めてでした。

本当の意味での家族だけの葬儀。

そういう意味では、家族葬もそうですが、

直葬(じきそう・ちょくそう)もそうです。

今、この直葬が徐々に増えているそうです。

 

直葬とは、通夜・告別式などを行わない、火葬のみの葬儀形式です。

日本の法律では死後24時間以上経たないと
火葬・埋葬は出来ないので、

それまで、遺体は自宅や病院などに安置する必要があります。

私は、以前は直葬なんて血も涙もないやり方だ!

と頭から否定していたものですが、

考えようによっては、通夜だ告別式だと慌ただしく準備に追われて

ゆっくり故人とのお別れも出来ないまま、

世間体を気にしたり形だけの式をお金をかけてやるより、

火葬されるまでの間、家族だけで故人の顔を見て別れを偲ぶ方が

逆に情がある、心のこもったお別れなのかもしれません。

2017年に公正取引委員会が発表した統計によると、

葬儀の種類は家族葬が51.1%、次いで直葬が26.2%と高い数値となりました。

 

また、800人ほどの団塊世代(65歳~69歳)の人にアンケートを取った所

自分の葬儀は直葬でいいと答えた人は、「そう思う」「ややそう思う」が

53%と半数以上を占めました。

 

直葬については、まだ書ききれないことが多くありますから、

続いて②に書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す